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皆既日食@バラナシ後編 (写真UP)

2009・07・22~24
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題名 「神の眼と死体と私」

まさか雨季のインド、バラナシで、ガンジス河のボートに揺られながら皆既日食観測!!
やはり聖地は聖地だった。c0158636_1993790.jpg
ぶっ飛びすぎて言葉にできない興奮体験でした。
100万人巡礼者、祈りのエネルギー、伝説が今も現在進行形でこの地に流れている世界有数の聖地はさすがです。

インド人曰く、ヒンドゥー語で日食とは「グラハナ」と言う。
それは特別はモノで「神の眼」と言われている。そしてアムリタが注がれる。
非常にパワーが強く不吉なモノとも言われている。
バラナシやパトナでの皆既日食観測は123年前だったが、その日食後に世界で戦争がおきた。(どの戦争よ?)
だから今回の日食も何が起きるかわからないので、インド各地から大集結し祈りの儀式をおこなうんだ。たしかに日食の前数日間もいたるところで儀式の音楽が聞こえていた。
日食の2時間は断食、瞑想、しゃべらない。1ルピーとかを貧しい人に施しを。
善いカルマを積みなさいとのヒンドゥー教の教え。


ここ1週間、日食タイム(AM 6:25)に太陽が観測できたのは2度だけで、日食前日は雨。。
この3日間は曇りで朝日の観測もできていなかったが。。。
当日は晴れ!100万人のエネルギーは凄すぎたぁ!!

ひょんな出会いから、恐れ多くも。。
聖なる母ガンジス河に浮かぶ手漕ぎボート(30名用)に、アーティストのあさみさんと嫁の2名で「皆既日食記念ボート、ペインティング」という大役を頂いた。
前日から絵を描きはじめるが夕立がきていったん中止、日食当日の朝5時ペインティング再び開始、この時点では朝焼けが美しかったが、6時頃ぶ厚い雲が太陽を覆い隠す。。6時15分頃にぶ厚い雲を超えて太陽が再び輝き出す、少し雲はあるもののフィルムを覗くと日食開始している!
結局、日食ライブペインティング。ギリギリ完成しそのままガンジス河へ出港。c0158636_18554277.jpg
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ダイヤモンドリングの瞬間までの緊張した期待感、そこに集まった仲間達とガンジス河の上で太陽を拝む。
c0158636_1981415.jpgメインガート(沐浴所)を埋め尽くす人々、色とりどりのカラー、ガンジス河に浸かり祈る人々、プージャ(儀式)、宗教歌。太陽の光が薄くなるにつれて大合唱大声援100万の人々のウネリがボート側まで伝わってくる。警察も動ききれていない人々の大興奮はガートの階段で将棋倒しにでもなりそうだ。。c0158636_1972794.jpg

ダイヤモンドリングになるころには、黒い太陽を恐れるように雲がサッーと流れ逃げた。
左手のガート階段には祈りの人々100万人エネルギー。
右手頭上に浮かぶは、黒い太陽!
空に浮かぶ神の眼!!
冷たくなった風がガンジス河を波立たせる。
揺れる嫁の絵 「皆既日食記念号ボート」に乗る仲間達と我が家。
ガンジス河の色、空の色、どんよりとした宇宙空間、重く強いエネルギーは青灰色。
その瞬間はすごいエネルギーを放出し、贅沢な時をアジナチャクラに焼き付けた。c0158636_190521.jpgc0158636_19312291.jpg

その後は当たり前のように、ガンジス河で沐浴。
インド人巡礼者とイモ洗い温泉の気分で気持ちよい。
この時期は、南インドからの避暑兼ねた巡礼者が多く、外国人が珍しいのか、まわりのおばちゃん達が「3回頭まで潜れ」と指導してくれた。我が家もドボンとガンジス河に潜って罪を流す。金色の壷に河の水を入れて頭から流す。

そして昼から雨が降った。
もう奇跡としか思えない。
グットカルマディ。


興奮さめやらぬ皆既日食の次の日、名残惜しいバラナシ駅で電車を待っている。
ホームのあちこちでは、床に布をひき談笑する人々。
一人のサドゥーが横になっている。
ハエが群がっている。
寝ている?
死んでいる??
周りの人が気づく。
ひっぱったり触ったりしてみるが動かない。
死んでいる。
喚いたりする野次馬はいない。
数人の人間と警察らしい人が来る。
サドゥーのポケットをさぐり、身元チェック?所持金チェック。
これが結構大金持っていて、警察も周りの人間もニヤニヤする。
きっと死体搬送代や葬儀、火葬用のマキ代になるんだろう。
すぐに3輪自転車の台車が来た。
このサドゥー、駅で生活していたのか、皆既日食の巡礼のために遠くからやってきたのか?
痩せた小さな死体と、少ないが彼のモノとわかる荷物が台車に積まれる。
一人の男によって運ばれた。
周りの人は、静かに冷静に事を見ているだけ。
生活の一部にある自然な死を見た。
ついさっきまで、そこに死体があったとは思えないほど、日常の風景の中で人々は流れていく。
ヒンドゥー聖地「バラナシ」らしさを最後に見せられ、電車に乗った。

ヨーガの故郷、リシケシへ
「バラナシ」~「ハリドワール」 電車 SLクラス 300RS 20時間
「ハリドワール」~「リシケシ」 バス1時間 20RSc0158636_1934275.jpg

写真すべて、
日食ボート仲間のカメラマン「TAKE氏」から提供です。
揺れるボートの上からダイヤモンドリングを捉えるさすがの腕前&男前!ありがとうね!
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by laidbacktrip | 2009-07-29 19:15 | インド | Comments(3)

皆既日食@バラナシ前編

2009・07・12~
ご存知インド最大のヒンドゥー教聖地ガンジス河流れるバラナシ。

インド凝縮想定不可のメーター振り切り!インド中毒にはたまらんく面白くゆるい町!
迷路混沌の旧市街、ガート沐浴所の人ゴミ、人々とゴミゴミ、聖地とは思えない汚濁水の母なるガンジス河に敬意、戒律守り礼儀正しい生活のインド人の笑顔がやわらかく、町は美しい音にあふれている。

オフシーズンで過酷な暑さの中でも「バラナシ」最高です!
凄まじいレベルの聖と俗のパワーバランス。エ~クセレント!!

世界のすべてがインドにあり、インドのすべてがバラナシにある。

インド中の巡礼者がガート(沐浴所)に集い、世界各地からは観光客が訪れる。
湾曲したガンジス河に沿うように80個所ほどのガートで、日々無数の物語が繰り広げられている。

この国宝級扱いのガートの階段の隅のチャイ屋では、10歳の少年が世界中の人らを相手に巧みな手捌きで陶器(テラコッタの小椀)にアツアツのチャイを出している。この陶器は飲み終えたら割って土に返す。
まるで禅の道の根源だね(笑)
ぼ~っとガンジス河を眺める少年の背中は大人です。悟りの境地を語る背中(笑)

小宇宙人間達がガンジス河の元で大宇宙を見させてくれる、アートマンとブラフマンを一体化させる「一体家一族」は土着的信仰芸術的な動きをしてます。
接点の無さそうなおばさんと青年が話をしながら通りすぎていきます。が!!
青年は普通に朝立ちしたまま散歩、しかも腰布一枚。。おばさんもふつ~うに全く気にしてない様子。
フリーダム!カーマスートラの修行法かな?

面白すぎるインド聖地バラナシの当たり前な日常。

公園で全裸になっただけでニュースになる日本じゃこのガンジス河沿いの町の光景は大事件ですな(笑。いや~日本の中学生が修学旅行でバラナシに訪れたら日本の未来もさらに面白くなるよなぁ~。まず参加者の半数は食中毒だね(笑。中にはインドに興味を示して不登校で出家とか(笑。

どうやら「7月」は、ヒンドゥー教シヴァ神派にとって重要な月らしく、各地から巡礼者達は過酷な炎天化、フライパン化した道を全身オレンジ色のファッション(シヴァプリントTシャツ←これが結構カワイイ)に統一し裸足で歩いて此処バラナシまで来る。
そういえば、ここまでのバスで見かけたオレンジ色の軍団はスピーカ8発積んでテクノドラゴンしてたなぁ~

沐浴した者の罪をすべて洗い流し、死期を迎えた者は輪廻から解放されるシヴァ神信仰の地バラナシのガンジス河を南から北へ(上流~下流)散歩すると、まず最初にあわられたのが。。。
いい年したオッサンがそこら中でウンコしている。
中には歯磨きくわえているて朝日を眺めながらソレしてる人も、ザァ~っと今朝だけでも20名はいたなぁ(笑)

その河で祈る人、口濯ぐ人、シャンプーする人、泳ぐ人、洗濯屋さん、飛び込む子供、鼻をつく匂いの野外死体焼き場と。。生活と死と信仰、最大の想像力宗教の聖地は魅力満載です。

紀元前1400~1000年アーリア人部族が定住する以前のバラナシは、太陽を崇拝する原始的儀式の土着信仰があったらしい。
今日も、紀元前からタイムトリップしてきた様なサドゥー達は、対岸の何もない荒野(ヒンドゥーでは不浄の地とされている、どっかの資本家がバァ~ンとホテルとか建ててない所がインドのグレーゾーンの素晴らしいところ)からピンク色に輝く朝焼け、オレンジ色の太陽を拝み、歓喜に満ちた表情をしている。

気づけばバラナシ。晴天率と時間帯に太陽の角度、ロケーションを思考錯誤に家族会議。
生と死の輪廻から解放されるバラナシで皆既日食。

アノ瞬間までの余剰と、爆発的な余韻がループし環として人生に刻まれちゃうから、この皆既日食輪廻からも解放できずに、太陽と月のアムリタ(不滅の存在)を追い求める事に。

しかし暑い。。オフシーズンのバラナシ過酷な暑さ。。
暑いのでちょっとガンジス河でも泳ごうかな~って。。水位下がっている時期は完全な汚濁でして足すらも浸ける気になりません。
我が家は罪も洗い流せず、輪廻からも解放されません(笑
そして停電ばかりなのでクーラーどころか扇風機も止まり。。汗が滴ります。。
汗~水シャワー~洗濯~汗~。。。のループ。。発汗輪廻からも解放されません(笑

日食時には100万人の巡礼者が集まると言われるインド最大の聖地バラナシでの皆既日食、
もう何が起きてもおかしくない。
朝の巡礼時間(バラナシ観測時間AM6:25)に黒い太陽が空に浮かぶ。
モンゴル系土着信仰では不吉と言われ、日本では天岩戸開きと言われる皆既日食。
インドではど~なるのか?
この目で見てみたい。

雨季の雲を晴らしてほしいとシヴァ神に祈るしかない、雲行き最後の神頼み。
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by laidbacktrip | 2009-07-18 17:51 | インド | Comments(2)

インドで朝からF○○K!汚い言葉ですみません。

2009・07・11~12

2日間かけてネパール~インド間うわさの陸路国境越え。
「カトマンズ」~(ローカルバス12H)~スナウリ(ネパール国境町)~徒歩~スナウリ(インド国境)~(ローカルバス4H)~ゴラクプル~(ローカルバス6H)~バラナシ。

徒歩で国境を跨ぐ時のワクワク感は何度経験しても楽しいものだな~

ネパール~インド陸路国境、外国人に開かれたルートの4つの内、最も多くの旅行者が利用する此処スナウリ国境。
それだけに通り過ぎる旅行者達に、無責任、無秩序な輩どもが目をぎらつかせている。政情不安な時期は恐喝、強盗がこの国境ツーリストバスで起きているし、悪質なボッタクリやチケット無効詐欺などと良い話を聞かないルート。。

それに加え朝から雨模様。。雨季のこの時期にこんなところにいることが間違っているんじゃないかと?
皆既日食を雨季のインドで見ようなんて、天地創造の神にでも会わなければ不可能だ。。

あ~雨。。

ネパールからインドへ歩いて渡る。
アーケードを潜りインドへ入るがとても1本の道とは思えないほどのゴミの散らかり。。
入国審査所も、雑多な露店や商店街に埋もれている。。

何じゃ?この大差は??
こんなにインドって汚かったのかな~??
この国境に、お客様を迎え入れるお国の玄関という認識は全く見られない。

インドスタイルのお出迎えの客引き達に囲まれる。
マサラで血走った輩達が必死で声をかけてくる。
解読不能。。食い入る目つき。。宇宙人ですわ~

雨の中、ウンコ混じりの水溜りをバシャバシャ歩き、ガバメントバス(ローカルバス)に乗る。
すると後をつけてきた悪質な客引きが「オレからバスのチケットを買え!」と。。

出ました~!
この国境の有名人!ヤクザスタイル客引き!脅してきますわ~喧嘩上等風のイデタチ。
お~~~怖い怖いねぇ~

今までのシツコイ客引き達は、言わば恋の駆け引きみたいなもんで、楽しんで交渉スタイルぶつかっても後で笑えちゃう和解交渉スタイルだったけど、今回の御相手は相当胸糞悪い輩でして。。。ついには
「F○○K!!!」という汚い言葉を発するインド人、ストレートすぎ(笑
初めて会いましたこの手のインド人、シャンティーの国でこんな人もいるもんです。
インドの宇宙論はこの言葉も包括しちゃうのだろうか?

バラナシ行きのガバメントバスもツーリストバスも恐喝されそうだったので、そのまま行き先変えて「ゴラクプール」行き&乗り換えて「バラナシ」に無事到着。
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by laidbacktrip | 2009-07-13 14:25 | インド | Comments(0)

インド大使館@カトマンズ

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「ポカラ」~「カトマンズ」 (ツーリストバス、350rs、7H) 
ストライキも無く無事にカトマンズ入り、最近は落ち着きを取り戻しつつあるらしい。
チベット寺院やヒンドゥー寺院が生活に密着している趣と過度な観光地化開発された古都。空気の悪さにマスクが手離せない第3世界の首都カトマンズ。しかし気候は良く魅力的な小さな首都は、誰かの本に書いてあったけど「魔都」だと、昔から世界中の旅人の沈没スポット。気がつけば時間という箍はとっくに外れているなぁ~

此処カトマンズでの最大ミッション「インドVISA取得」
さっそく、インド大使館へ。
ツーリストの少ないオフシーズンなので、待ち時間も少なく (前情報では建物に入りきらないほど人がいると)テレックス(300rs)提出。後は1週間後にもう一度訪問すればOK!

噂では、「6ヶ月マルチVISA(3050rs」を申請しても「3ヶ月VISA(650rs」しかもらえなかったとかなんとかかんとか。
大使館に顔のキク人と同行し、賄賂で「6ヶ月VISA」取得可能とかなんとかかんとか。
大使館員は、人を見て取得期間を決なんとかかんとか。

6ヶ月VISAを取得したいツーリスト達が大使館員相手に窓口に張り付いて交渉している。
ん~我が家もインドINOUTで日本へ一時帰国なので、是非とも~6ヶ月VISA欲しいんだよね~
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願いながらの待機期間一週間。
東洋の神秘とアジアの文化を凝縮したカトマンズでの今後のボランティア生活の基盤作り、旦那はDJ&クラブ活動。嫁は瞑想&ヨガサークル活動。面白くなりそうです。写真:ネパール大学生と七夕祭りc0158636_15462143.jpg

あっという間の1週間、インド大使館訪問指定日。
整理券もなく突然OPENする窓口に駆け寄り並ぶ。。インディアンスタイルだとボヤク欧米人。。こんな些細な事を気にしてたらインドで生きていけんぜぇ~なんて笑いながら窓口へ。

大使館員 「ハイ!君たち3ヶ月VISAしか出せないからね」

あの~何故でしょうか?(すごく丁重)。。
ヒゲがボォ~ボォ~で髪がモジャモジャでロン毛の若干胡散臭い旦那が原因でしたら、いますぐに断髪しますけど~。。再度検討してもらえないでしょうか~?


あ~そうですが、ダメですか。。。   
というわけで賄賂もないので「3ヶ月VISA」決定。これを持って雨季のインドへ、皆既日食観測です。
晴天率低すぎ(笑 奄美30%~50%に対して、雨季のインド1~3%。。見れたら神業!インドの底力楽しみです。c0158636_15485472.jpg

(追伸:前回分インド6ヶ月VISAがすでにパスポートに貼ってある&インド~ネパール間ピストンの旅人には「6ヶ月VISA取得」は皆無に近いそうです。旦那が原因ではありませんでした、あしからず(笑)
写真:リキシャの良い笑顔オヤジが手にしているのは手作りクラクション。パフォ~パフォ~!
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by laidbacktrip | 2009-07-08 16:15 | ネパール | Comments(0)