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エーゲ海~アドリア海沿い「アルバニア」

「ギリシャ」から「アルバニア」に入国しました。c0158636_1481493.jpg

自然の中に佇む城塞と旧市街なんて、「ジブリワールド」で、景色から物語りが聞こえてきそうなほど、
のんびりとしています。(注:紅の豚や魔女の宅急便は、エーゲ海の島やクロアチアのドブロブニクが舞台だそうです)

ヨーロッパに、こんな国があったなんて。

世界で最も、経済も政治もすべてが混乱と破綻している国のワースト3!
(ちなみにワースト1位:チャド。2位:キルギス)
ヨーロッパで最も物価指数の低い国。
5つ星ホテルのラウンジで、エスプレッソが100LEK(85円)。

街を歩き人々と触れ合うと、ネパールやカンボジアがフラッシュバック。c0158636_149217.jpg
元共産主義国だからなのか、隣国のセルビアが中国人入国を解放していたからか、
ローカルの店先には中国製品が山積み。。陳列の仕方やウインドーの飾りまで中国やネパールのセンス。
携帯電話で音楽を聴き(もちろんイヤホン無し)、バスの中では爆音のローカルポップスミュージック。
西洋人のわりには、後頭部が平らで耳が立っている顔つきのアルバニア人。
カメラを向ければ「金」を請求する者。「ありがとう」と喜ぶ者。
人と人の距離間が、アジアを思い出させる。
着ている服も、もちろん中国製品なので、ネパール人や雲南省かと。。

内陸小国の発展途上国は、なぜか似ているんだと。


1945年から鎖国していた国。c0158636_1501066.jpg
鎖国前に国外に出たアルバニア人により、
外国の空には飛行機が飛び、箱の中で人が動く映像があり、
車には動物の速さを持つ車という人が乗る物が存在していると。。。知ってしまい。
1985年までの40年間の鎖国をやぶり。
いよいよ1990年に市場経済を導入し、共産党の独裁がいっきに自由経済になり、
1992年に、初めて!車やTVが国に来たと。。。

パキスタンやネパールに、中古の日本車が走っているのと同様に、
アルバニアでは、中古のメルセデスベンツばかりが目立ちます。
そして、日本製品信者同様、ここの国民はドイツ製品信者です。

外部からの考えられないほどの経済成長の膨大な情報の波の中で、c0158636_1504719.jpg
1997年には国民の3百万人が、縋る様にねずみ講にハマリ。。
国の経済が破綻し大混乱。。。
ねずみ講の果てを考えられないその日暮らしDNA。。。
これもまたどこかネパール人に似ている。

日本で第二次世界大戦後の高度経済成長といわれる時期。
国民が「巨人、大鵬、卵焼き」
TVや冷蔵庫に洗濯機。日立に松下、トヨタにソニー。
なんならファミコン。任天堂の時代。

この時代に、全く世界が止まっていた国アルバニア。
そこからイキナリこの10年間で、インターネットの時代に突入した国アルバニア。

世界遺産の街「ギロカステル」で、カプチーノを注文したら「ウインナーコーヒー」出てきた。c0158636_1514584.jpg
マフィアの港街「ブローレ」で、カプチーノを注文したら、
「WITH エスプレッソ?」と聞かれ。
「ん?どういうこと?」
「あっすみませんでした」とオーナーが出てきて誤り、持ってきたものはインスタントカプチーノ。
どうやらカプチーノには2WAYあり、「エスプレッソに泡立てミルク」OR「インスタント」


めちゃくちゃだよ。(笑
共産主義国が挙って経済を手助けしている町並みと、暢気な人々。
住所もね、毎日変わるほど、適当な国家。(ちなみにネパールの我が家は住所なんてなかった。笑)
違った視点の旅情緒を掻き立てられて面白い。


ギリシャ国境から世界遺産「ギロカステル」へ。バス(150LEK=1ユーロ)c0158636_1524550.jpg
「ギロカステル」は城塞から見える町並みとアメリカ軍のスパイセスナが「天空の城ラピュタ」の様だった。

「ギロカステル」~「ベラート」(フィエール経由)バスの金額忘れた。
「ベラート」旧市街、最高に美しい小さな旧市街。2500年前の町並みと土曜朝一はまるで雲南省!見物!

「ベラート」~「ブローレ」バス300LEK。
東ヨーロッパ最大のマフィアタウン。地理的にイタリアのヒールサイドにめっちゃ近い港街なので、ピザとエスプレッソ。エメラルドグリーンに輝くアラビア海を眺めながら、マルゲリータが24CMサイズで2ユーロ。
しかし。。。連日、雨。。。やること無いから食いに走り、ここで太るという快楽に溺れる。
アメリカ人英語教師ボランティアの青年宅でホームステイ。

「ブローレ」~「シュコデル」(ティラナ経由)バス5時間くらい。c0158636_1591929.jpg
ブローレ~ティラナ600LEK。ティラナ~シュコデル400LEK.
障害者にダンスセラピーのボランティアをしているフランス人おばさん(民俗学者?)のお宅でホームステイ5日間させてもらってます。


そして何よりもアルバニアには、「マザーテレサの日」の国民の休日がある。
旧ユーゴスラビア生まれのマザーテレサ(正式にはマケドニアのスコピエ生まれ)写真がカトリック教会に掲げてある。

ひょんな事から出会ったアルバニア人のおばちゃんが言う。
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人はいつか死ぬ。
どうして悪い事をしなければいけないの?
人にした事は、自分に返ってくるのよ。
楽しく正しく生きなさい、あなたの旅を祝福しているわよ。

どこの母も偉大なり。
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by laidbacktrip | 2010-10-21 02:02 | アルバニア