「キューバ。ほぼヒッチ。ハバナ~マタンサス」



今、メキシコのユカタン地方をヒッチハイク&ホームステイで旅してます。今夜はアフロアメリカンのおじさんのお宅で、美味しい手料理を戴きました。日記は、しつこくキューバ編が続きます。
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(写真上:現役クラシックカー達が映える旧市街)
キューバの東西に長細い島を、東へグルっと一周しようと言う事になり。
ルンバの故郷「マタンサス」へ。
ハバナから東へ100KMほど、青く輝く海、椰子の木が続くいかにもカリブ海な景色の道中。

まず、キューバ国内移動は、バス、タクシー、カミオン(乗り合いトラック)、ヒッチハイク。
そして、バスはおもに3種類。
①市バス。②キューバ人用長距離バス「アストロ会社」。③外国人用長距離バス「ビアスル会社」。
「ビアスル」バスは、もちろんCUC(外国人用通貨)支払いで高額、キューバ人は乗車不可って事になっている。
そして、乗っているのは観光客ばかりで、キューバ地元民の生活臭は無いだろう。。。これじゃツアーバスと変わらない。。。金銭的にも面白くない。

「アストロ」は、モネダ通貨支払いで激安。
しかし、この「アストロ」長距離バスは、キューバの学生証がないかぎり外国人は乗せてもらえないって事になっている。

キューバは政府公認のヒッチハイクポイントがあり、役人(?)の仕事としてヒッチハイク誘導員「アマリージョ(直訳:黄色い人)」もいる。
黄色い制服のヒッチハイク誘導員に支払手数料う1ペソ(乗せる側が支払う)は、ちゃんと政府へ支払われるというから列記とした公認ヒッチハイク。
しかし、ヒッチハイクポイントの地図があるわけでないので、どこが「親指P(ヒッチハイクポイント)」なのか聞き込み開始。
サンタクララ」の町までは難しいが、「マタンサス」までなら可能だろうと、「親指P」情報ゲット。
ちょうどキューバは夏休みに入ってしまったらしく(2ヶ月間)、ヒッチ人口上昇。。。
我が家のスペイン語レベルが低過ぎるし、「ヒッチハイクで、首都ハバナから抜けるのは難しい」とキューバ人達に言われる。

というわけで、ヒッチハイクは保険。
電車で「マタンサス」まで行く事にした。
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(写真上:バス。長過ぎ。どうやって旧市街の狭い道を曲がるんだろう??)

ハバナの対岸にある「カサブランカ」という駅から、「マタンサス」行きの電車がある。ハバナ駅からの列車に比べたらチケットも取りやすいらしい。
この路線は「ハーシー線」と言い、あのアメリカのチョコレート会社「HERSHEY’S」が奴隷労働と砂糖産業確保のために開設した路線が、今も尚そのまま名が残っていて列車でなく電車になったという歴史ある路線。100kmを4時間かけて走る各駅停車のドンコウ。ゆ~っくりとした田舎の車窓はきっとサトウキビ畑だろう。
運賃も外国人用ブルジョワなバスほどではなさそうだ。毎日、朝8時半から1日5本ある。そのうちのどれかには乗れるだろう。
さらに、この「カサブランカ」駅がある対岸までは、旧市街から船で渡るという、なんとも旅感溢れた移動。楽しみ楽しみ。と言うことで朝、7時にお世話になった宿を出る。

昼間の湿気と熱気に犯されてない、朝の気持ちよい清清しささえ感じる旧市街。
仕事場へ向かう足早やな人々も、ラム酒を抱えて抱き合うカップルも、同じ朝のハバナの景色。
宿から30分くらい歩いただろうか、バックパックの背中に汗が滲んできた。
ちょうど船が乗り場へ近づいてくるのが見えた。30分に1本の船。幸先いいタイミングじゃん。
船乗り場では、厳重な荷物チェック。飛行機よりも厳しい。ほんのすぐそこまでの距離なのに。。。

なにやら、2003年にこの船をハイジャックしてマイアミまで行こうとしたという海賊的な事件があったらしく、その事件後から、厳重な荷物チェック、ボディーチェックが開始されたらしい。
200mlの液体持込禁止に加えて、電子機器持込禁止。。。パソコン持ち込み駄目だって。。。30分くらい船に乗るだけなのに。。。あっちゃっちゃ~。。。
「駅の電車の時刻に間に合わないから船に乗せてくれ~!このパソコン全く問題ないよ~!」とラテンなノリで4人の警備員を言いくるめることが出来そうだったが、責任者が出てきて、駄目なものは駄目!と、追い返され。。。結局、船に乗れずじまい。。。
「カサブランカ」駅までは、市バスがあるからと言われてしまい、バス停まで歩く。しかし、バス来ず。。。1時間経過。。。

やっぱり、我が家はヒッチハイクする星の下なんだね。。。
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(ハバナの旧市街:フレッシュジュースカウンターの下。グアバ最高!)

ヒッチハイクポイントまでの、市バス乗り場までまたもや歩く。すぐ目当てのバス(No,400、0.4モネダ)が来た。キューバ人は、しっかりと並んでバスを待っている。最終尾に並ぶ。
込み合った旧市街の路地を抜け、海沿いの道に出た。バスの乗客は浮き輪をもっていたり水着だったりとビーチへ向かっているバスらしい。
ギュウギュウ詰めのバス。夏休みだから仕方ない。前方ドアと後方ドアに警備員も乗っている。ラテン音楽が爆音で流れている車内からはカリビアンブルーな海と空。

1時間くらい走ったところで終点。
終点エリアがヒッチハイクポイントだと聞いていたが、黄色い制服のヒッチハイク誘導員もいないし、そんな雰囲気も無い。
あれ?やっちゃったかな~?どこだ?ここ?
ただし、人がまたお行儀良く並んでいて、警備員がいる。聞いてみると「マタンサス」行きのバスが来ると。
ヒッチハイクポイントは、地元民用バス乗り場だった。

また最終尾に並んでみる。すぐにバスが来た。
あと距離的には半分以上あるし、このバス外国人乗車拒否されたらどうしよう?なんて思っていながらも、
回りのおばちゃんに「マタンサス」までいくら?とバス料金の価格を確認。20ペソ(80円)。
運転手に支払い、特に何も言われる事無く、ラテンヒップホップのPVが流れる地元民用バスに乗って、今日の目的地「マタンサス」に到着。
電車のつもりが、ヒッチハイクのつもりが、二転三転し、外国人用バスに乗らずに、来れちゃったよ。
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(ハバナからバスで1時間、名前忘れたシュノーケルポイント。自然の中にある秘境感あるビーチ。当てた)

「マタンサス」 ルンバの故郷と聞いて楽しみにして来たが、街角からは音楽が聞こえない。週末じゃないからだろうか。
CASA(民泊)は清潔でホテルの様、どこもレベルが高い。5件ほど聞き歩いたが、2人で20CUC(1600円)だった。マタンサスは少し高いとキューバ人が言っていた。
きっとここから約13km先のキューバ最大の観光ビーチ「バラデロ」が近いからだろうか。
通称「モネダレストラン」(地元民通貨CUP支払いで食べれるレストラン) 
BGMはサルサ、雰囲気の良いレストラン。キューバ人は食べないと言われる魚のソテー。旦那曰くカジキマグロ←たぶん。。50CUPモネダ(200円)
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(写真上:またもやハバナ旧市街。通りでバレーボールする青年達。走り抜ける巨大豚肉)

食べ終えた頃、レストランの前を子供がハシャイで走り去ったと思ったら、
軽トラックからバキューム見たいなホースを3本垂らして、道路を低速で走りながら、真っ白い濃い煙を吐き散らしている。。。
何事が起きたかと思っている瞬く間に、町中が真っ白の煙。車1台分の道幅の向こうの建物が白い煙で見えないほど。
慌ててレストラン店員が表のドアを閉めるが、趣のあるアンティークな古いドアの隙間からは白い煙がレストランに入ってくる。。。
臭い。何この煙?異臭だよ。薬物?
なんだ?身体に悪そうな煙、町中に巻いて正気か?日常か??
食事が終わりかけてるから良いものの。。。
前のテーブルで食事をしているご婦人は、怪訝そうにナフキンを鼻に当てている。
そうやら最近、雨が多くなったので蚊が増えたと。蚊や虫削除のための煙を町中に巻いているとの事。。。大惨事だよ。
家を締め切って、煙を焚いてゴキブリを退治するような商品が日本にもあった気がしたけど、あれを町単位でやっている。大胆だな。
たしかに、キューバ滞在4週間は、ほとんど蚊に刺される事はなかった。
快適と健康。どっちが良いのだろう?

そして、食事し終わった皿を下げる際に、店員が「食後のコーヒーはいかがですか?」って。。。こんな異臭の中で飲めないよ。
心の底辺が底上げされてるな、ラテンパワー。
さすがだよ。

2011・7(写真:結局すべてハバナ。マタンサスの写真無し)
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by laidbacktrip | 2011-08-12 09:18 | キューバ
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