「収穫祭」

日本の西暦とは違い、生活のサイクルが宇宙の法則を元にしているヴィクラム暦(太陰太陽暦)
今年は2066年!ある意味で未来を生きる人々。
さまざまなカーストと独自の文化を持つ多民族国家ネパールは、いたるところで土着信仰、民俗宗教色の濃い祭りに遭遇する。
1979年にカトマンズ盆地は世界文化遺産として登録されている。って事は、我が家は世界遺産に住んでいるんだね~(笑
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さすが、人より神の方が多いといわれる「神々の国」を感じさせる旧市街の路地はいたるところに寺院や祠があり、儀礼の花弁が舞い、響き渡る祈りの音、バジャン(宗教歌)や鐘、法螺貝の音。朝夕は特に宗教と生活が溶け込んだ姿に出くわす。
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まだ薄暗い朝5時頃、我が家の前の通りもヒンドゥー教クリシュナ一派の団体が「ハレ~クリシュナ♪ハレ~ラマ♪」と敬虔な歌声を響かせて練り歩く。夢心地で寝ている我が家の耳元にも届くハレ~クリシュナライブサウンドは、まるで安眠療法もしくは潜在能力開発法の暗記術のようで、この中で生活していたら...いつかヒンドゥー教に改宗かぁ?笑 

しかしキリスト教徒が最近増えたらしく、今年から「クリスマス」が国民の休日になった此処「ネパール」、そんな世界で唯一の元ヒンドゥー国家でヴィクラム暦に生きる信仰心の篤い人々。c0158636_113599.jpg
この時期は「モンシェル月」(11月15日~12月15日頃)と言って、駆け落ちでもしなければ、1年に一ヶ月間だけ結婚式が行える時期(ヒンドゥー教)、そこらじゅうで後部ガラスに恥ずかしげもなくマリーゴールド花で花婿花嫁イニシャルをマークした派手な車とマーチングバンド演奏、ピシーっと着飾った人々が幸せそうにお披露目パーティー。この習慣は伝統文化ではなく最近の結婚スタイルらしい。
キリスト教徒でもないのに、「挙式は教会で♪」っていう日本の習慣と変わらないかもね。
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町一帯が賑やかな今月の満月は、ヒマラヤを背後に美しく妖艶で神秘的に輝き、太陰太陽歴の生活リズムの中、月の引力の様にいろんな出会いを惹きつける、人々は祭りに興奮し生活を色づける。

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カトマンズでは、ライ族とネワール族を中心とした「収穫祭」(別名「ヨマリ祭」)
「ヨマリ」(意=大好きなパン)笑。

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この祭りに欠かせない甘いお菓子のヨマリを食べて、健康祈願と豊作耕作儀礼をする。ズッコ家嫁がふらりと訪れたダルバール広場ではネワール民俗大集結!ヨマリの神輿まで!わっしょい和菓子パワー!笑
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「なんでこんなに親切にしてもらえるんだろう?」と疑問沸きまくりの出会いが、ふとズッコ家旦那が入ったローカル食堂であり、気が付けばネワール族お宅ヨマリ祭り訪問!!笑
村の新米で作った米粉の饅頭(中は黒砂糖、もしくはミルク、ココナツなどの餡)豆や肉、チューラ(ドライ押し米)、町の市場では手に入らない村から持ってきた大切な「薬草から作ったロキシー(焼酎)」や「ギー(バター)」が振舞われた。c0158636_1192953.jpg
この家族のお父さんは、村の貧しい人達に無償で怪我の手当てなどをするボランティア民間治療者。貧富の差の激しいネパールの現状を自分のできる範囲で少しずつ改善へ向けて歩むブッタの道を生きる方。
一樹の陰一河の流れも他生の縁ってやつかなぁ~c0158636_1183154.jpg
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by laidbacktrip | 2009-12-04 11:12 | ネパール
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