「グルミット&パスー」

2008年8月27~31日

ワーヒー族が多く住む小さな村は、この自分達が生まれた土地を愛し、自然を愛し、平和な生活を自分達で守り繋げている心根美しき人々が多く住む。道ですれ違う度に交わす挨拶も握手やハグなど清清しくなる。
行きずりの旅人にもウエルカムドリンクとしてチャイをご馳走してくれる.8歳くらいの子供達も当たり前の様に「HELLO!HOW ARE YOU? WHERE ARE YOU GOING?」などと話かけてくる。警戒心より好奇心が先立つのか、大人のような毅然とした態度に、私たちは最初戸惑ってしまった。

:グルミット~グルキン氷河トレッキング~ボリット湖、モレーン越え氷河横断。
道端ですれ違って挨拶をした青年が、善意でガイドをしてくれる事になった。
氷河横断には道など無く地形を読んで穴やクレバスを回避しなくて成らず、私たちは見たこと無い規模の氷河を前にして、本当に彼がガイドしてくれてよかったと。
彼のお父さんは刑務所にいるらしく、生活は大丈夫なんだろうかと余計な心配をし、こちらの勝手な同情心と気持ち代でお小遣いやオヤツを渡したが受け取ってもらえなかった。日本の飴には興味を示し、兄弟で仲良く分けるね~!と言ってハニカミ笑顔で去っていったのが印象に強く残った。

:BORITH LAKE~BORITE SAR山(4220M)登山のつもりが体力不足でパスー氷河トレッキング(3260M)にルート変更。
ぬくぬく旅人していた身体は体力も筋力もガタ落ちしてて、自分達のショボさに愕然とした。
自分の尺度がいろんな角度から測れるのも旅の魅力の一つ。
今回の登山は、自分達のビッグマウスに鍵付ファスナーが取り付けられ、何かMスイッチがON!
この落ち込んだ日は、年に一度の村のお祭りがあるらしかったので、登山後急いでヒッチし村に戻ったが。。15時終了。。もう終わり。。
鮮やかなムスリムの女性達が次々その場を去っていく。。祭りの後の寂しさだけ味わってしまって、さらに落ち込む我が夫婦。。不完全燃焼です。

ショボクれて夕食を食べていると、ナイトプログラムがあると言う話が!「生憎、ワゴンは満席だがルーフでOKならば連れて行くよ」誘いを頂き、急いで食べ終え庭に出ると、今にも走り出すワゴンが!車内の人々は早く乗れ!と急かす。
勢いに任せてルーフのつもりが車内乗車。。よく理解出来ないまま真っ暗な道を山へ上がる。祭りに向かう車はどれも満員寿司詰め状態なのに、私たちの車のシートには余裕がある。さらに途中のライフルを持った警備隊にも顔パスの様子でどんどん中へ。
出ましたぁ~!エントランス横付けVIP扱い!
なんと私たちは、厚かましくも、ミュージシャンの車に乗っかっていたらしい(笑
運良くミュージシャンと現場入り、野外に組まれた特設ステージ(村規模)地面には毛布が引き詰められて、空には幾何学模様のパキスタン生地タープが張ってある。徐々に人が集まり、気がつけば500人ほどが毛布の上に綺麗に列を作って座っている。
しかも全員男!!夜の祭りは男祭り(笑!!堀の深い男顔が薄暗闇にうじゃぁ~500名!ツーリストは我が夫婦だけ、しかも女性は嫁だけ!
(後から2名ツーリストが入ってきたけどね)
ステージ上では歌に踊りにコント有り(全員男)

盛り沢山の宴は、21時スタートだったが深夜2時になっても終わる様子が無いほど爆発的盛り上がり。。しかし基本的にお客は立ち上がるのを禁止されている様で、ノリノリだが上半身のみ。。チャイと水のみで深夜2時までガチ上がりしているパキスタン人凄い。。ついて行けない。。さすがに体操座り5時間も辛くなり、退場。深夜2時でもヒッチハイクが出来る治安の良さにビックリしながら完全燃焼の帰宅。

ひょんな出会いから日本大学地質研究生の方々のゼミ最終日BBQに参加させてもらう事に。図々しいさ全開の我が家にも一つも嫌な顔せずにむしろ歓迎してくださる教授と学生達。BBQは贅沢にも真っ白い陶器のスープから始まり、目の前にはヤギ1頭解体した丸焼きショー。肉を食べるという行為を考えさせられるショーの後は、ローカル音楽生演奏でみんなで踊る、素直で利発な学生達や教授の話など素晴らしい夜の出会いとなった。教授や生徒さん達、暖かいPARTYありがとうございました!

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by laidbacktrip | 2008-10-30 00:09 | パキスタン | Comments(0)
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