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この旅の大きな節目であったアメリカ大陸最南端の町「ウシュアイア」から、アルゼンチン首都「ブエノス アイレス」まで、3000km。
何日かかるだろうか。。。長距離バスなら48時間、2泊3日の距離。 もう、この寒さの中でヒッチハイクは、したくない!と正直思っていたが。。。何がそうさせるのか?血か?洗脳か?常世か?隠世か? 2ヶ月間旅したパタゴニア、最後までヒッチハイクで旅してみようと。人様の慈悲心と恩恵にあやかって、旅させてもらおうと。パタゴニアの心に飛び込んでみようと。 「ウシュアイア」から2台セダンに乗り、国境まで後80kmという何も無い分岐点まで来たが、すっかり日も暮れてしまい、寒くて寒くて、ありとあらゆる服や布を体に巻きつけて親指プレイ。 もう、何時間やってんだろう。。。低い太陽がさらに地平線に近づいている。1台も車が止まらない。。。運送会社の長距離トラックも止まらず。。。本日のミニマム目標地点までも辿りつけてない。幸先不安な日暮れ。 工場タウン「リオ グランデ」。この町には全く興味が無い、むしろ苦手。本心は、この町で泊まりたくない、国境まで行きたいよぉ~。 もうすぐ満月になる月が異様に美しく輝き、地平線がピンク色に染まっている夕暮れ。 とにかく極寒!今日は諦めてこの町で宿を探そう。。。と、町を循環している何度も見かけたバスを止めて乗り込む。 バス運転手:「どこへ、行くんだい?このバスは町の中心へ向かうよ。」 我が家:「国境へ向かいたいけど、ヒッチハイクの車が見つからないので、今夜は町で宿を探してみるよ。」 バス運転手:「そうか。このバスの最終便が1時間後だから、それまでヒッチハイクを再チャレンジしてみなよ。また1時間後ここへ来るよ。グットラック!」 と、いう事で、「寒くて寒くてぇぇ~どうしようもないんだよぉ~!」って縋る様に乗り込んだバスに、ヒッチハイクを勧められ、結局、バスを降りる事に。。。親切にも、バスの運賃も請求せず、ヒッチハイクのポイントまでバスで連れてってくれた。。。でも、太陽はとっくに地平線に沈み、今日の余韻だけが辺りを照らしている、そして本当に寒いのだ! 大きなお世話だよぉ!お節介だよ!親切すぎるよパタゴニア(笑! 寒くて外にいられないからバスに乗り込んだのにぃ!バスがヒッチハイクを推奨し、客を降ろすなんて!町の暖かい宿で寝かせてくれよ!なんで、ここまでヒッチハイカーの星の下なんだよ~(笑 で、この1時間という執行猶予期間付きのヒッチハイク開始。 だけど、散々車が見つからなくて諦めたヒッチハイクの続き、しかも、すっかり夜。暗いよ。外灯無いよ。 このバスの運転手が上げた「トス」で、見事「アタック」を決めれば、それはそれは美談なわけで。 多少強引気味な成り行きに、苦笑気味な我が家。 捨てる神あれば、拾う神ありなストーリーになり。 今夜は、国境までチリ人がわざわざ送ってくれた。車内は、工業製品の油の臭い、飴が美味しかった。外の星が綺麗だった。南十字星を探してみたけど、見つからなかった。何よりも温かかった。 とりあえず、1日目のミニマム目標地にはたどり着けた。 アルゼンチンとチリの国境のイミグレにある無料休憩所(暖房、キッチン、シャワー付)で寝る。フランス人のヒッチハイカーに教えてもらっていた場所。長距離バスや飛行機では通過してしまう場所。どんなところか見てみたかった。バイカー旅のイギリス人、フランス人と我が家の4名だった。がっつりやってる旅人との出会いは面白い、温かい部屋のベンチで安心して眠る夜だった。 翌朝、9時、イミグレがオープンする時間だ。不毛の大地に広がる朝焼けがとても美しい。国境開き待ちの車やトラックがずら~と並んでいる。 1台のトラックが、この先のチリ国境まで16kmという約束で、とりあえず乗せてくれた。アルゼンチンのトラックは、基本的にヒッチハイカーを乗せることは禁じられている事は知っている。それを承知の上でヒッチしてる事や、今までのヒッチ経歴も含めて、いろんな旅の話をした。そして、16km先の国境でお礼を言い、別れを告げ、次の車を探す事も告げると、この先まで乗せて行くよ。という展開になり。さらに、さらにと、「禁止なんだけどなぁ~」と言いながらも、結局2日間1500kmを共にした。何が禁止なのか最後までわからなかった。 なぜなら、トラックのおじさんと一緒に、国境を3度も渡り、マゼラン海峡もトラックに乗ったままフェリーだったし、スーパーマーケットでご飯を買いだしに行ったり、もちろんマテ茶も回しのみしたし、海を見に行ったりもした。 なんなら、「ブエノス アイレス」まで一緒に行こう!という展開にまでなってた。(笑) ![]() その甘い誘惑を振り切って、途中下車した。 なぜなら、「ペンギン」を見てみたかったから。今時期でも見れるのであれば。。。 「ウシュアイア」と「ブエノス アイレス」のちょうど中間地点の東に「カマロン」という小さな町があり、そこは「ペンギン保護区」。12月~4月上旬までは、子育てのためにペンギンがたくさんやってくる。で、今は5月。。。もしかしたら、1匹でも見れるんじゃないかと。。。 トラックのおじさんも協力してくれて、近くのガソリンスタンドやマーケットで、聞き込み調査。「今でも、数匹見れるよ」という情報を、「カマロン」に一番近いガソリンスタンドのスタッフから教えてもらい。「これは現実味のある情報だね~♪」と、ブエノス アイレス直行の甘い誘惑トラックを振り切って、行ってみたものの。。。 「ペンギン達は、今1匹もいません。先週、年老いたペンギンが数匹残っていましたが、みんなブラジルへ旅立ちました。」でした(笑。 いやぁ~それにしても、1500km北上すると温かくなるもんだね。余裕のテント泊。星と波の音でワイン。(アルゼンチンのミニシパルのキャンプ場はホットシャワーやら何やら充実している。公共トイレも国中無料。) ![]() で、またメインロードのR3まで110kmをヒッチハイクで戻り、またもや親指プレイ。 「この際、トラックじゃなくて、スポーツカーでビュ~ンっと行っちゃいたいよね~」なんて話してたら、プジョーが急ブレーキで止まり時速130kmの旅。 「神は何故、こんな地をお造りになったんだろうか?」とプジョーの中でアルゼンチン人が嘆くほど(笑)、不毛な大地。楽しみなのは、地平線で地球の丸みを感じられる事と、朝焼け、夕焼けロングセットショー。地球上には人間の住めない地があっても良いんじゃないかな。 今は無き日本銀行で勤めていたアルゼンチン人おじさんは、日本文化を懐かしみ楽しい車内。次の町までという最初の約束から、結局おじさんの住む1000km先の町まで乗せてくれることになり、さらに明日、家のランチにアルゼンチン料理を食べにおいでと招待してくれた!家で泊まれば良いからと寝るところまでお誘いを下さったが、流石に急すぎて寝る場所がなく、近くの安宿まで送ってくれて、次の日はランチのためにお迎えに来てくれた。ドアtoドアのヒッチハイク!(チリはヒッチ大国なので、こういうオマケ展開はなかなか無いんだけど。アルゼンチンは、乗せてくれる車は見つかりにくいけど、一度乗せてくれて話をすると熱烈な歓迎招待を受けることが多い。アツイのだ!) ![]() で、おじさんの家でアルゼンチン伝統料理だぞ~!というご自慢の「肉のみBBQ」(写真上) ![]() 薪を燃やして炭に火をつけ、「パリージャ」という網焼き。タレやソース無し。野菜も無し。塩を振りかけた巨体牛肉塊の部位祭り。 これをワインとやるのが、贅沢なアルゼンチンの過ごし方だそうだ。 本当に、アルゼンチン料理は肉ばっかりなんだね。肉食しないからしんどいよ(笑。 そういえば、一番最初にアルゼンチン入国した時にヒッチハイクしたトラックのおじさんと行ったレストランでは、前菜も肉のみ!牛肉酢漬け?おじさん食べてたな~(笑)(写真:宿のキッチン朝の風景。朝からドンだけ肉やねん!と関西弁になったほど「Pan de carne」ハムとチーズを牛肉ミンチで巻き、パン粉をつけて揚げる。キッチン中が肉臭すごくてノックアウト) 8名の子供と別れた前妻とのランチ会+旅人の我が家。 ヨーロッパ同様、パッチワーク家族だった。 ![]() で、「ブエノス アイレス」まで500km地点だったが、ヒッチで乗せてくれた人たち全員が口を揃えて「ブエノス アイレスは治安が悪いから、ヒッチハイクで行くのは危険だ」と。 たしかに、ヒッチハイクで町の中心まで行ける可能性は低いし、万が一町外れや近郊の町でスタックしてしまったら、本当に身動き取れなくなってしまう。 今夜発の夜行列車がちょうどあったので、美味しいランチをご馳走になり、そのまま駅まで見送ってもらい、「バイヤ ブランカ」から「ブエノス アイレス」まで夜行列車の旅。 列車のチケットは「2等」、「1等」、「特等」の3種類。治安と快適さを買って、我が家は「特等!」に乗ることにした!日本の新幹線のイメージならグリーン席だろう、どんな快適列車の旅かと期待に胸膨らまして乗ってみたが、廃線に追い込まれつつあるアルゼンチンの列車は、「特等」なのに、「インドのSL」を座席にしたようなレベルだった。。。(笑) 「ウシュアイア」を出てから、4日間経っていた。 無事に、ヒッチハイク+列車で首都「ブエノス アイレス」に到着です。 ![]() ![]() 今、南米のパリと称されるレトロでアートな首都「ブエノス アイレス」を、大満喫中です。列車で到着しプラットホームで、パリ育ちの旦那が、「こりゃ南米の中のフランスだわ。」と思わず言ってしまうほど。いろんな人種が渡って形成された国アルゼンチン人は、どこかイスラエル人に似た雰囲気を感じさせ、ラテン血の濃いヨーロッパにちょっとイスラエル混ぜましたって感じの首都(わかりにくいね 笑)。24時間運行の市バスで彼方此方、土曜朝4時に市バス満席って!芸術や音楽の幅と厚みは都会ならでは。面白いよブエノス。サッカーもあるしね。 そして、とんでもなく有難いことに、パタゴニア旅で出会った方が、なんと高級マンションを貸してくれました。 旅の節目のアメリカ大陸最南端も終えて、久しぶりに旅の垢を落とすには相応しい絶好のタイミング。アートと祈り、ヨガやらマッサージやら避けても避けられない引力の様な、素晴らしい出会いとシナリオ。 ![]() 人様の心で、旅させてもらってます。 何かの形で、我が家も還元できたらと。 ![]() 金環日蝕でもあり新月でもある、宇宙レベルで特別な今日、5月21日。 7年前の今日は、家族だけで、結婚式を挙げた特別な日。 夫婦仲良く旅できる健康な体と心。そして、温かく見守ってくださる日本の家族や仲間に感謝します。 いつもどうもありがとうございます。 今秋には、日本へ。(たぶん、笑) みんなに会えるのが楽しみ。 新しい旅のスタートですね。 ☆お知らせ☆ 引っ越しました~「旅するDJの世界音楽至福のひととき」よろしくど~ぞ~。 [maitreya]こちらも、引き続きよろしくど~ぞ~。 ![]()
冬に向かっているこの時期は、南緯を上げるにつれ、朝焼けが遅くなっていく(8~9時頃)、日中も太陽は高くならないので、常に斜陽で影が長く、遠くに広がる大自然の山々は、稜線を境に光と影がクッキリと現れていて色濃く、さらに美しさが増す。雪山好きには何とも堪らないシェイプだよ。(写真は、チリ国境手前、不毛の大地)
![]() 「プエルト ナタレス」チリから「マゼラン海峡」を渡り、アルゼンチン国境へ。 世界最南端の島「フエゴ島」へ向かう。 けして多くない車を何台も乗り継ぐヒッチハイク。このエリアは石油関係のタンク車が多く、不毛の大地には工場が建ち、曇り空で空は低く灰色、なんとも殺伐とした景色。太平洋と大西洋を繋ぐ「マゼラン海峡」を渡るフェリーは殆どがトラックだった。我が家みたいな徒歩の人は無料。 フェリーの窓から夕焼けのマゼラン海峡を眺めていたら、シャチが泳いでいた!白と黒とハッキリとした背ビレが、水の抵抗を一切なくした完璧なシェイプで泳いでいた! 野性の生き物、たおやかで優美だな~。 ![]() シャチとの出会いで素晴らしい幕開けの「フエゴ島」の旅スタート! このままの流れでイッキにアルゼンチンへ抜けたいところだったが、夕暮れ時に国境超えするアルゼンチントラックをヒッチするのは皆無だった。マゼラン海峡から30km進んだ地点で、長い夕焼けも終え、気がつけば辺りはすっかり暗くなっていた。さて、今日の寝床はどうしようか?もう、マイナス凍結野宿はゴメンだよ。 メインロードR3から5km外れたところに、「セロ ソンブレロ」という町がある。そこまで歩くか?ヒッチか?どちらにしても今から宿探し。。。暗いよ。明日のヒッチハイクのためにも、あまりR3から外れたくないなぁ。。。 目の前を一台の車が通る。オジサンが車の中から笑顔で手を振ってた。そして、荒野のR3沿いに、ポツンと一件だけ建つ家へと入っていった。 何となく、訪ねてみよう。 どこまでが敷地なのかわからない広さの庭(?)先、我が家が近づくと放し飼いの犬(チリは基本、放し飼い&保健所が殺さないので国中、野良犬だらけ)が吠える。その音で、先ほど手を振ってきたオジサンと青年が出てきた。「旅の者ですが。。。」と、片言のスペイン語でいろいろ話している内に、部屋を開けてくれる事になり、泊めてくれる事になった。 急な異国の旅人が訪れても、一切怪訝な顔もせず、暖かく迎え入れてくれる。田舎社会にありがちな保守的で閉鎖的な雰囲気はパタゴニアでは全く感じられない。むしろ、田舎だからこそ、人口が少なく厳しい自然環境で生きる者同士の心意気。そして、なんと!一泊泊めてもらえるだけでも、十分嬉しい話なのに、このご家族は「ガウチョ(カウボーイ)」だったのだ!日本で言えば、「サムライ」だよ。(笑。本当に嬉しいよぉ。 ベレー帽を被り、マントを翻し、革の太いベルトに短剣を指し、フサフサの毛皮のパンツを履き、馬に跨り何万頭もの羊を追う姿を、ド田舎をヒッチハイクした時に見かけた。なかなか接する機会など無かったが、ガウチョの暮らしを見てみたいなぁ~なんて思ったりもした、憧れのガウチョのお宅に宿泊できるなんて!これ以上何があるパタゴニア。 大牧場で牧畜業を営むガウチョの家は、大きなリビングとキッチンのある平屋で、薪ストーブが豪快に燃えていて暖かい。電気は来てないので、夜、電気をもっとも必要とする時間帯はジェネレーター、夜更けは太陽パネル電力と使い分けていた。すっかり暗くなった夜7時、お茶とおやつの時間。小麦粉を練って、蒸し、砂糖をまぶして食べるおやつ「チャパレレ(チリのガウチョ郷土料理」だった。ひな祭りの時に作る和菓子「おこしもの(東三河郷土料理」と同じ味だった。 夜10時頃に夕食だった。レンズ豆の羊肉煮込みだった。一見、高価な食事と感じるけど、野菜の育たない不毛の大地で牛や馬を追って生きる人々。何でも食う!猫でもウサギでもワナコでも、動いているものは取り合えず食う!らしい。 よく飲まれるマテ茶の葉は、ナンかの動物の皮(聞いたけど忘れた)に入れて保存されていた。 彼らが着ていたセーターは、100%羊毛の手編み、素敵な風合いの自然草木染。あの一度食べたら、またパタゴニアへ戻ってくると言われる「カラファテの実」の木を染料にしてるそうだ。なんとも贅沢な。 旅の思い出にと、彼らが愛用しているガウチョのシンボルでもある「ベレー帽」をプレゼントしてくれた!我が家は、お礼に「箸」をプレゼント。初めてとは思えないくらい、早速、箸でレンズ豆を食べていた。 1週間ぶりに、ベッドで寝た。よく眠った。掛け布団は、ワナコだった。 ![]() そして、トラックを乗りづぎ、チリを出国、アルゼンチン入国。(写真右:車内でもマテ茶。このドライバーはバーナーでお湯を沸かしていた本格派。水筒派は良く見かける。ボンビージャ(ストローみたいなやつ)の元にお湯を注ぐ、受け渡されてもボンビージャは動かしてはいけない、何度も周ってくるが毎度「ありがとう」とは言わない、最後の回で「グラシアス」と言うのが、一連のマテ茶流儀だそうだ) 世界の果て「ウシュアイア」まで、後300km! 今日中に、着くでしょ~。笑 ちょうど今日から日本のGW同様、4連休に入ったので、車でご旅行なチリ人ご夫妻が乗せてくれた。100km地点の「リオ グランデ」と言うインダストリアルタウンで降りる。別れ際大量のサラミ、ハム、パンをプレゼントしてくれた。親切すぎる人たちばかりと出会うよ。 そして、残り200km!もうすぐだぁ~! スペイン語教師のアルゼンチン女性一人が運転するセダン。女性一人で運転できる国は治安が良いし、経済力がある証拠。エクアドルなどは、男性一人で運転してても、いきなり信号待ちで強盗にあったりするらしいからね。都会と田舎の差もあるので、一概には言えないけどね。 す~っと地平線が続く、車窓は代わり映えのない退屈な不毛の地だったのに、木々が生え始め、道に起伏があり、山が見えてきた。 100km進んだところにある町「トルウィン」は、アルゼンチンでは珍しい木造ウッディロッジの家々が立ち並ぶ、とても可愛らしい小さな町。週末になると近郊から、可愛い町へ癒されに人々が小旅行にやってくる。そして、この小さな町には、アルゼンチンで最も有名な「パナデリア ラ ユニオン」があるのだ。 この町を通る者は、猫も杓子もみんな挙って訪れる、コレクティーボも休憩所として停まるパン屋さん。店内は、有名人著名人の写真がずら~っと飾られている。店の外の通りは、パン屋に来たお客のオコボレ便乗商売の土産&雑貨屋の屋台が並ぶ。ひっきりなしにお客が入れ替わり立ち代りやってくる、こんなパン屋見たこと無い。冗談で「ディエゴ マラドーラ」は来た事あるの?って聞いたら、真顔で「マラドーラは来てないけど、その前のアルゼンチンCUPの何とか(名前忘れた)は来たよ」って、普通に答えていたほど、角界の有名人が当たり前のように訪れているらしい。こうなってくると、ちょっと有名になった人なんかは、逆にこのパン屋に顔写真を飾られたい!みたいな上昇サイクルが出来上がってきているんじゃないかな。 ![]() ここから「ウシュアイア」まで、残すところ100kmの町、このパン屋。 美味しいのよ。久しぶりにカフェでおやつな時間。パイもサックサクで、大衆的なのに上等なお味、ゆっくりと時が経ち。 すっかり、日が暮れた(笑。 実は、「このパン屋の店先で、次のヒッチハイクの車を探せば簡単だよ。」と言われ、さらに、「見つからなかったら我の実家(スペイン語教師の女性)へ、泊まりに来ても良いよ~♪」なんて、ヒッチハイクの車の中で、素敵な招待を受けていた。 どこまで親切なんだパタゴニア! この可愛い町の名物ウッディロッジに宿泊なんて、とても嬉しいお誘い。お言葉に甘えて、「ウシュアイア」まで、後100kmの地点で一泊することに。パンは美味しいし、街並みは綺麗だし、日は暮れちゃったし、スタック決定(笑。 ![]() ご両親だけが住んでいる大きなウッディロッジハウス。リビングに、どどぉ~んとアサードの釜(?)暖炉がある、アルゼンチンらしいお宅。ヒッチハイクで乗せた旅人がいきなり訪問してきても、笑顔で迎え入れてくれる両親。この連休に「ブエノス アイレス」から遊びに来ているという従兄弟もいて、今夜はアルゼンチン料理の代表格「アサード」牛肉のBBQなディナーだそうだ。もちろん、アルゼンチンワインでサルー。 パタゴニアの人々、器でかいなぁ~。 パタゴニアは、心だよ。って言ってた。 外は吹きすさぶほど寒いのに、家の中は、半袖でも平気なくらい暖かい。暖房もフル活動ながら、キッチンのガス台の火も全開でつけっぱなし。。。アルゼンチン南部は、石油や天然ガスなどの地下資源が豊富なので、ガソリンやガス代が安い。ガスは2ヶ月で500円使いたい放題だそうだ。(物価は、ほとんど日本と変わらないよ) チリ側のパタゴニアは、ダム建設反対運動など、自然に対して謙虚に暮らしているのを良く目にしたけど、アルゼンチンは広大な大地、エネルギー満タン!イケイケなのだ。 でも、どちらのパタゴニアも、心はとても温かいよ。 ![]() そして、アメリカ大陸最南端の町「ウシュアイア」まで、残り100km。 遠くに見える雪山、冬に向かっている紅葉、それを移す湖。これまで2000km近くサバンナの様な大地が続く車窓だったのに、フエゴ島の南は、山々と湖、滝と潤った景色だよ。「フエゴ島」ってスペイン語で「火の島」って言う意味だけど、本当の姿は「水の島」だよね。 そんな土地らしく、林業を営むオジサンの車で、無事に「ウシュアイア」到着。この人の車で「ウシュアイア」に来て良かったと思わせる人だった。「ウシュアイア」の観光名所となっている国立公園では、ビーバーが見られる事で有名なんだけど、本当はパタゴニアオリジナルじゃないのよ。1942年にカナダが持ち込んだビーバーなんだけど、彼らは森林伐採をして生きる生き物なので、貴重な「ウシュアイア」の木々が減少してしまうのが、社会問題らしく、アルゼンチン政府は、「ビーバーを殺した者は、1匹につき4US$の報酬を与える!」って言うほど。(そう簡単には捕まえられないそうだ) それほど、深い自然の山や森林に360度囲まれている、サムソンやソニーの工場が海に面した美しい工業港町が「アメリカ大陸最南端の町」でした。(写真:フロントガラスは、ヒビ割れているのが、パタゴニアスタイル) ![]() 4月は天候が不安定と言われている時期。 一度も雨も降らずヒッチハイクで来れたのが助かったな~。 「ウシュアイア」到着の翌日に、雨&強風。素晴らしいタイミング。お天気神様ありがとう。 ココを目指す事、メキシコから10ヶ月。あっという間だけど、長かった。 ある意味、この長旅の終着地点。 よくがんばりました(笑。 パタゴニアの旅、大自然や野生動物やトレッキングやヒッチハイクやらだったので、後は踊るだけだぁ~!と思っていたら、早速、ミロンガ(タンゴを踊る場所)へのお誘いが。ラテンなセニョールやセニョリータが、手を取りリードしてくれて、人生初タンゴ@アルゼンチン。 自分達が、社交ダンスするなんて、思っても見なかったよ。 今更だけど、旅はしてみるもんだね。面白い。 どうも、いつもありがとうございます。 今日も、素敵な1日でありますように。 ☆maitreya から、お知らせです☆ 春先に「yoga ジェネ」さんでもご紹介していただいた「maitreya」 本物の美を追求し提供する「Ayur Spa」さんのオンラインショップで、 蓮ジュエリー「maitreya」お取り扱いしていただけるようになりました。 クリックするだけで、お宅へ届くなんて、何とも有難いシステム(笑。 お買い求めやすくなりましたね。 麗らかな気候に、開放する呼吸、真からリラックス。 LOTUS energy、美しい姿勢とパワーを味方に、春を過ごしてみてはいかがでしょうか?
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